受け口は矯正治療で改善する!原因・悪化を防ぐトレーニング法も紹介 - 瑞穂区・南区新瑞橋駅近くの歯医者【RYO JIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科】

歯科コラム

受け口は矯正治療で改善する!原因・悪化を防ぐトレーニング法も紹介

受け口は矯正治療で改善する!原因・悪化を防ぐトレーニング法も紹介

こんにちは。

瑞穂区・南区の新瑞橋駅から徒歩4分の歯医者【RYOJIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科】です。

噛み合わせが本来の逆になっている状態の受け口は、発音やそしゃくに影響を及ぼすため、改善することが望ましいです。

本コラムでは、受け口の種類と原因について解説します。

あわせて、受け口の悪化を防ぐセルフトレーニング方法と歯科医院での矯正方法も解説しますので、受け口に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

受け口とは

受け口は、医学的には「反対咬合(はんたいこうごう)」とも呼ばれ、  本来の噛み合わせと上下逆になっている状態をいいます。

通常の歯並びは下の歯に上の歯が覆いかぶさる状態であるのに対し、受け口は下の歯が上の歯よりも前に出ているため、噛みづらくなるなどそしゃくに影響を及ぼします。

また、前歯で物を噛みにくく、主に奥歯を使用することになるため、顎関節症になりやすいともいわれています。

さらに、「さしすせそ」の発音がしにくくなるなど、発音にも影響を及ぼします。

受け口の種類と原因

受け口の種類と原因について解説します。

受け口のタイプは2種類

受け口のタイプは、主に次の2種類に分類されます。

  • 歯槽性反対咬合
  • 骨格性反対咬合

歯槽性反対咬合とは、本来あるべき位置から歯がずれて生えてきたことにより、噛み合わせが上下逆になった状態をいいます。

矯正治療に要する期間は、1〜2年程度が目安です。

一方で、上下の顎の骨の成長過程で位置がずれたことにより生じる骨格性反対咬合は、矯正治療に加えて、顎の骨のバランスを整えるための外科手術が必要です。

そのため、治療期間も1年半〜3年半程度と、歯槽性反対咬合よりも長い期間を要する傾向にあります。

受け口になる原因

歯が本来の位置よりもずれて生えることにより生じる歯槽性反対咬合は、次のような幼少期の癖が原因といわれています。

  • 下顎の歯を舌で押す
  • 下顎を前に突き出すような行為

それに対し、骨格性反対咬合は遺伝が原因とされています。

そのため、家族に受け口の方がいる場合は、同様な顎の形状で成長するケースが多いです。

受け口の悪化を防ぐセルフトレーニング法

セルフトレーニング法では、受け口の症状は改善できませんが、症状の悪化を防ぐことは可能です。

受け口の悪化を防ぐセルフトレーニング法を紹介します。

  1. 口を閉じた状態で下顎の左奥の歯に舌を当てる
  2. 前歯を舌で押すことをイメージしながら左奥の歯から歯の表面に沿って右奥の歯に舌を動かす(1日5〜10回程度)

なお、誤った方法でトレーニングを行うと、受け口がさらに悪化する恐れがあります。

そのため、正しい方法で効果的に受け口を改善するためには、歯科医院での矯正治療がおすすめです。

受け口は歯科医院で矯正できる

歯科医院では、医師が受け口の症状を見ながら適した治療方針を決定するため、症状を根本的に改善することが可能です。

虫歯など歯の病気や顎関節症といった骨の病気を発症するリスクを避けるためにも、受け口で悩んでいる方は、できるだけ早く歯科医院に相談しましょう。

歯科医院で実施している受け口の矯正方法について解説します。

歯科医院における受け口の矯正方法

歯科医院における受け口の矯正方法は、症状によっても異なり、症状が軽度である場合は、マウスピース矯正を行います。

マウスピース矯正は、透明なシリコン素材で作られているマウスピースを用いるのが特徴で、金属アレルギーの方でも装着可能です。

また、装着器具を取り外して洗浄できるため、衛生的な状態を保てる点が、マウスピース矯正のメリットといえるでしょう。

骨格が影響している場合は、マウスピース矯正では対応できず、ワイヤー矯正にて矯正治療を実施します。

ワイヤー矯正は別名「ブラケット矯正」ともいわれ、抜歯して下顎を後方に移動させる必要がある場合に適用されます。

ワイヤー矯正は、装着器具による違和感を覚えるというデメリットがある反面、矯正器具を細かく調整できるため、さまざまな症状に対応できるのがメリットです。

重度な受け口の場合は口腔外科での治療が必要な可能性も

重度な受け口の場合は、歯科医院での歯列矯正のみでは改善が難しく、下顎を後方に下げるための口腔外科での外科手術が必要になります。

外科手術の場合、根本的に受け口を改善できるという点はメリットでしょう。

一方で、入院や通院など、治療に長期間要します。

そのため、働いている方にとっては、長期的に休暇を取る必要があり、負担に感じやすいでしょう。

まとめ:受け口の矯正を検討している方は歯科医院にご相談ください

ここまでの内容をまとめると以下のとおりです。

  • 噛み合わせが上下逆になった状態を受け口といい、そしゃくと発音に影響を及ぼす
  • 受け口は幼少期の癖が原因の歯槽性反対咬合と遺伝が原因の骨格性反対咬合に分類される
  • 受け口を正しく治療するには歯科医院の受診がおすすめ
  • 歯科医院では症状に応じてマウスピース矯正もしくはワイヤー(ブラケット)矯正にて治療を行う
  • 重度の場合は口腔外科にて治療が必要になる場合もある

受け口の矯正は症状を見極めて、歯列矯正だけで改善できるのか、外科手術が必要なのかを判断し、治療方針を決定する必要があります。

そのため、実績があり、信頼できる歯科医院へ相談することが大切です。

また、RYOJIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科では、患者さんの歯の健康のため、無料カウンセリングの実施や、適切な治療方法の提案、アフターケアの実施など、徹底したサポートを心がけています。

受け口の治療に不安がある方は、ぜひRYOJIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正にご相談ください。

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