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こんにちは。
瑞穂区・南区の新瑞橋駅から徒歩4分の歯医者【RYO JIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科】です。
歯医者で聞きなれない単語が出てくると「どんな治療をされるの?」「歯の状態がどうなっているの?」と不安になる方もいるのではないでしょうか。
CRやC0など歯科独自の単語を理解できるようになると、少しは安心できると思いませんか?
そこで本記事では、歯科医院でよく使われる「CR」や「C0」などの言葉の意味と治療や歯の状態について解説します。
歯の治療で歯科医院に行った時に聞く、「CR」「C0」「C1」などの言葉が気になっている方も多いかと思います。
アルファベットや数字で表すこれらの言葉は、歯の状態や治療方法を示した歯科の専門用語です。
これらの用語を理解しておくと、治療方法や自身の歯の状態がイメージしやすくなります。
CRとはコンポジットレジン(composite resin)の略語で、セラミック粒子と合成樹脂を合わせた白いプラスチック素材のことです。
歯科医院によっては、「レジン」と呼んでいるところもあります。
CRは、虫歯の治療方法の一つです。
つまり、歯科衛生士に対して歯科医が「CR」という言葉を使った場合は、CRで虫歯治療を進めることを意味します。
C0やC4が示すのは、虫歯の状態です。
アルファベットの「C」は虫歯を意味する「caries(カリエス)」を表し、0〜4の数字は歯虫の進行具合を表しています。
数字が大きくなるほど虫歯が進行している状態です。
C0は、歯の表面が溶け出し白っぽく濁った状態です。
虫歯の初期段階で、痛みもなく健康な歯と大きな違いがないため虫歯に気付かない方がほとんどでしょう。
CR治療の流れは、下記のとおりです。
1.古い詰め物を除去する
2.虫歯を取り除く、もしくは削る
3.歯科用高性能接着剤とCRを詰め、照射器で特殊な光を約3~10秒当てしっかり固める
4.形を整え、噛み合わせの確認をする
自然歯が虫歯になった場合は、2の虫歯を取り除くことから治療がスタートします。
CR治療には、メリットとデメリットがあるため、よく理解した上で治療方法の選択をしましょう。
CR治療はほとんどの場合、保険が適用されるため、虫歯治療であるインレー(詰め物)やクラウン(被せ物)よりも費用を抑えて治療ができます。
またインレーやクラウンでは型取りが必要になるため複数回の通院が必要になりますが、CRであればその場で治療が終了することもあります。
さらに虫歯を取り除いた穴にコンポジットレジンを流し入れ固めるため、精度が高くなります。
精度が高いということは隙間がない状態になり、虫歯の再発を防ぐことにつながるのです。
コンポジットレジンは金属ではないため金属アレルギーの方でも使用することが可能な上、自分の歯の色に近い自然な仕上がりが期待できます。
CRは、安価で自分の歯のように自然な仕上がりになる一方、噛み合う箇所では特に割れやすく、水分を吸収するため変色するリスクがあります。
そのため、再治療が必要になることもあるのです。
それ以外にも、すでに銀歯治療している歯や虫歯が進行している「C3」の状態では、CR治療ができないことがあります。
CR治療では、虫歯の部分を削った穴を埋めるためにコンポジットレジンを流し込み歯を形成します。
歯の形が残っていることが治療の条件となるため、残存している歯の壁が少ない状態では治療ができません。
具体的には、神経に触れるほど進行している「C3」や神経が壊死し歯根のみが残っている状態の「C4」では、虫歯などで歯を多く削ってしまうためCR治療ではなくクラウンや抜歯が行われることが一般的です。
また、象牙質まで虫歯が進行している「C2」でも、隣接する歯も虫歯になっている場合や歯の壁がない場合ではCR治療ができないと判断されることがあります。
その他、奥歯の治療でレジンを固めるための光が十分に当たらないと判断されると、インレーまたはクラウンなどでの治療が選択されます。
奥歯の虫歯の場合には、歯科医院によって判断が異なるため、CR治療を希望する場合には事前に相談しておくといいでしょう。
歯科医院でよく使われる「CR」や「C0」などの言葉の意味と、治療や歯の状態について解説しました。
今回、解説したことを改めてまとめます。
基本的にCR治療が可能なのは、初期の虫歯です。
日頃から口腔内のメンテナンスとして予防歯科を行っていれば、虫歯が発見されてもCR治療が可能になります。
RYO JIMBO DENTAL 新瑞橋歯科・矯正歯科では、疑問や不安に対することを気軽に相談しやすい環境で、予防歯科に力を入れています。
虫歯治療や予防歯科について何かありましたらご気軽に相談・お問い合わせください。
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